よくある質問
料金の徴収にはどのくらいの経費がかかっているのですか。
回答; 水道メータの検針から料金の請求、お支払い関係などに必要となる経費は、23区で年間約156億円必要となっております。(平成15年度)
この金額は水道事業全体の約8%となっており、内訳は次のとおりとなります。
水道メータの検針、料金の算定、料金に関するお問い合わせなどに要する経費
水道ご使用量を計量するための水道メータ検針に要する費用と、料金の算定や適正な管理、お客さまからの料金に関するお問い合わせに対応するための人件費が主なものとなっています。
このうち、水道メータの検針は、民間会社に委託するなどの効率化を図っておりますが、今後もさらに効率的な運営を行い、経費の節減に努めてまいります。
お客さま情報の管理・各種受付・料金算定にかかるシステムの維持管理に必要な経費
お客さまとのご契約内容の管理、迅速な受付対応、料金の算定などを行うために構築しているシステムの維持管理に要する経費です。
また、お客さまサービス向上のために必要な、システムの改善・開発費用もこれに含まれます。
「引っ越し」等に伴うお客さまからの各種受付を行うための経費
転居などに伴う水道の使用開始又は中止や、お客さまのご契約内容の変更などを受付するために必要となる経費です。
平成17年1月からは、水道局では「お客さまセンター」を開設し、これらの業務をより効率的に行うことにより、サービスの向上に努めております。
また、お客さまにお送りする請求書・通知物の郵便料金などもこの費用に含まれます。
お支払期限までにお支払いがないお客さまへの対応に要する経費
お支払いの期限までに、お支払が確認できないお客さまに対しましては、職員が個別にお支払いのお願いなどをしております。このため、費用の主な部分は人件費となっております。
お支払期限までにお支払いいただくことにより、この経費は十分節減することが可能ですので、請求書記載の期限内でのお支払いをお願いいたします。
収納手数料として、コンビニエンスストア、金融機関などに支払う経費
お客さまがお支払い窓口として利用できるコンビニエンスストアなどには、水道局がその窓口の企業に対して収納手数料を支払う必要があります。
また、口座振替につきましても、金融機関に対して手数料を支払っています。
備品などの諸経費
業務上必要となる備品などの経費です。
消耗品・ガソリン代・印刷物などがこれにあたります。