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プレス発表

平成31年4月24日水道局

今後の給水見通しについて

昨日、平成31年度第1回利根川水系渇水対策連絡協議会幹事会(春季定例会)(注)及び平成31年度第1回荒川水系渇水調整協議会(春季定例会)(注)が開催され、利根川上流のダム群等の貯水状況や今後の対策等を関係者間で確認しました。
多摩川水系の水源状況とあわせて、都の今後の給水見通しについて、下記のとおりお知らせします。

1 水源状況

(1)利根川水系及び荒川水系
利根川上流8ダムの貯水量は、4月19日(金)現在2億1,182万m3、貯水率46%であり、平年の貯水量3億4,898万m3に対して61%と平年を下回っています。
また、荒川4ダムの貯水量は、9,821万m3、貯水率68%であり、平年の貯水量9,749万m3に対して101%と平年を上回っています。

(2)多摩川水系
多摩川水系貯水量は、4月19日(金)現在1億6,471万m3、貯水率75%であり、平年の貯水量1億7,023万㎥に対して97%と平年を下回っています。
なお、貯水状況及び積雪状況は別添のとおりです。

別添 貯水状況及び積雪状況PDF1.8MB)

2 今後の給水見通し

(1)気象庁発表の気象情報(1か月予報;4月13日から5月12日までの天候見通し)によると、向こう1か月の降水量は「ほぼ平年並」の見込みとなっています。
(2)国土交通省関東地方整備局によると、利根川上流5ダム(矢木沢、奈良俣、藤原、相俣、薗原)は、気温上昇に伴う融雪によりダムへの流入量が増加し、貯水量が増加する見込みです。しかし、今後は水需要の多い時期になることから、降雨状況によっては、利根川上流8ダムの貯水量が不足することも考えられます。このため、上流域の融雪状況や降雨、農業用水や都市用水の水利用を十分考慮して、既存施設等を広域的かつ効果的に活用し、きめ細かい運用を行っていくとしています。
(3)多摩川水系の貯水状況については、平年を下回っており、今後の降雨状況によっては、貯水量が不足することも考えられます。このため、降雨状況や河川流況に応じて効率的な水運用を実施し、貯水量の確保に努めてまいります。


都といたしましては、引き続き水源状況、気象情報等を慎重に見守りながら、安定給水の確保に努めてまいります。都民の皆さまには、日頃からの節水にご協力をお願いいたします。
なお、「水道局ホームページ」(アドレスhttp://www.waterworks.metro.tokyo.jp/)及び「水源情報ダイヤル」(TEL03(3528)3900)では、貯水量の情報をお知らせしています。
(注) 開催結果については、国土交通省関東地方整備局ホームページにてお知らせしています。

問い合わせ先

浄水部浄水課

  • 電話: 03-5320-6473

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