よくある質問
節水について
節水についてはこちらもご覧ください → パンフレット「水道・くらしのガイド」
回答; 家庭での節水は、節水型機器の使用や日常の水の使い方を工夫することなど、様々な方法を組み合わせて行います。何よりも、ご家族みなさんの節水しようとする意識と心掛けが大切です。
家庭でできる節水方法の例をご紹介します。また、これによって節約できる金額の目安をお示ししますので参考としてください。
※1リットル当たりの単価を0.24円とした場合の3人家族で1か月当たりの節約金額です(下水道料金及び消費税を含む。)。なお、1リットル当たりの単価については、東京都水道局平成24年度生活用水実態調査をもとに算出したものです。
①一般家庭でのふろ水の残り湯は、使用状態によって異なりますが、約180リットルです。この半分を洗濯、掃除、散水などに利用すれば約90リットルの節水になります。
毎日ふろ水の再利用を行った場合では、行わなかった場合に比べ、毎月約650円の節約になります。
(90リットル×0.24円/リットル×30日≒650円)
②歯をみがくときに30秒間水を流しっぱなしにすると、約6リットルの水を使います。
これをコップにくんでみがくと3杯(約0.6リットル)程度の水ですみ、約5リットルの節水になります。
朝と晩に歯をみがいた場合では、水を流しっぱなしにしたときに比べ、毎月約220円の節約になります。
(3人×2回×5リットル×0.24円/リットル×30日≒220円)
③車を一台洗うのに、ホースからの流し洗いでは約90リットルの水を使います。
これをバケツにくんで洗えば約30リットルですみ、約60リットルの節水になります。
月に2回洗車した場合では、ホースからの流し洗いに比べ、毎月約30円の節約になります。
(2回×210リットル×0.24円/リットル≒100円)
以上のほか、シャワーをこまめに止める、水洗トイレの洗浄レバーは大小を使い分けることなども効果的な節水方法です。
また、宅地内や家庭内での漏水に注意することも節約に大きく役立ちます。
回答; 水道局の各営業所等で無料でお配りしている節水コマは、一般用蛇口(13mmの単水栓)に取り付けることができます。
給湯用の蛇口は、すでに流量調整されていますので、節水コマの取付けは必要ありません。
また、近年普及してきたレバー式水栓は、残念ながら構造上取り付けることができません。
(1) メータボックス内のバルブを右に回して水をとめます。
(2) 蛇口を全開にして、スパナ等で「パッキン押え」 の部分をはずします。
(3) 蛇口の上部をはずし、ピンセット等で古いコマをとり出します。
(4) 節水コマを上部の穴にさし込みます。指先で落ちないようにおさえながら組立ててください。
(5) スパナ等で「パッキン押え」の部分をしっかりとめてください。
(6) メータボックス内のバルブを左に回し水が出る状態にします。
注1 節水コマは、給湯側には取り付けないでください(流出水量調節済のため)。
注2 スパナなどを使用の際は、布などをあてるとハンドルの下の金具に傷をつけないですみます。
注3 組立ての際、蛇口の頭部をしめすぎると、ハンドルの開閉が重くなる場合があります。