契約事務における入札予定価格の誤りについて
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令和2年4月20日 水道局
平成30年度から令和元年度に水道局で入札が行われた電話設備改良工事について、契約後に予定価格の積算に誤りがあることが判明したので、お知らせします。
記
1 概要
次の3件の工事について予定価格の積算に誤りがあり、うち2件の工事において予定価格が過小となったものです。
(1) | 工事件名 | : | (30-31)多摩水道元本郷庁舎外14か所水運用電話設備改良工事 |
契約日 | : | 平成31年2月15日 | |
予定価格 | : | 156,891,600円(税込)(約285万円の過小) | |
(2) | 工事件名 | : | (1-2)金町浄水場水運用電話設備改良工事 |
契約日 | : | 令和2年2月28日 | |
予定価格 | : | 140,173,000円(税込)(予定価格へは影響なし) | |
(3) | 工事件名 | : | (1-2)小河内貯水池管理事務所外2か所水運用電話設備改良工事 |
開札日 | : | 令和2年3月6日 入札参加の全者が最低制限価格を下回り不調 | |
予定価格 | : | 156,211,000円(税込)(約366万円の過小) |
2 原因
予定価格積算の際に、共通仮設費率及び現場管理費率の適用を誤ったため。
3 判明の経緯
設計書の開示請求者から積算について質問があり、精査したところ誤りが判明しました。
4 対応
(1)は、適正な価格で発注した場合、全ての入札参加者が不調となるものでしたが、誤った予定価格により契約者を決定しました。しかしながら、すでに工事がしゅん工していること等を勘案し、新たな対応を行うことは予定していません。
(2)は、過小積算となっていましたが、端数処理金額の範囲内の誤りであったため予定価格に影響はなく、契約者が材料の調達を進め現場に着手していること等を勘案し、工事を継続いたします。
(3)は、入札参加の全者が不調となりましたが、適正な価格で発注した場合でも同様の結果となるものでした。今後、改めて発注手続きを行います。
なお、いずれの案件も契約者及びその他の入札者すべてに説明し、御了解を得ています。
5 再発防止策
今回の積算の誤りを受け、今後積算業務を行う際には、チェックリストの活用を再度徹底するなどして体制を強化し、再発防止を図ります。
問い合わせ先
浄水部設備課
電話(直通):03-5320-6451
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