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2021年度東京都水道歴史館「秋の特別企画展」のお知らせ
東京都水道歴史館では、東京文化財ウィーク2021(10月30日~11月7日)にあわせて、東京都指定有形文化財である『上水記』(古文書)を公開する「上水記展」と、東京水道の発展を紹介する「水道歴史展」を同時開催いたします。
貴重な文化財である上水記を、年に1度だけ見ることができる機会です。ぜひお越しください。
企画特別展概要
上水記展 『上水記』誕生 ~完成から230年の節目
本年は「上水記」の完成(1791年)からちょうど230年目にあたることから、『上水記誕生』と題し、江戸上水のあゆみとともに、上水記制作の動機、執筆開始から完成に至る経緯などについて紹介します。
恒例の『上水記』一般公開では、今年も実物を展示します。なかでも第2巻の「玉川上水水元絵図并諸枠図」は、多摩川に造られた羽村取水堰を縦135.5cm×横514cmの大紙面に精緻かつ鮮やかに描いたもので、一見の価値がございます。ぜひこの機会にご覧ください。
『上水記』 『上水記』第2巻(部分)
水道歴史展 明治時代の神田・玉川上水
本年は明治34(1901)年の神田・玉川上水廃止から120年になることを記念して、明治時代にも引き続き東京市民の生活を支えた江戸時代以来の上水について紹介します。
開催期間
2021年10月30日(土)~11月7日(日) ※期間中は休まず開館します。
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
無料
場所
東京都水道歴史館 (文京区本郷2-7-1)
展示解説を動画で配信します!
例年好評をいただいている学芸員による展示解説を、動画で配信します。
こちらからご覧ください。(11月1日(月)配信開始)
「上水記展・水道歴史展」展示パネルを継続公開します
上水記展・水道歴史展の会期終了後も、下記の日程で展示パネルを継続公開いたします。
ぜひご覧ください。
「水道歴史展」パネル展示
・ 2021年11月9日(火)~12月19日(日)
場所:東京都水道歴史館1F ラウンジ
・ 2022年1月8日(土)~1月30日(日)
場所:東京都水の科学館1F アクア・ショーケース
ご来館の皆様へのお願い(新型コロナ感染症拡大防止対策による取組について)
以下に該当される方は、ご来館をお控えください。
・ 37.5度以上の発熱、咳・咽頭痛などの症状のある方。
・ 過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域へ渡航された方。
・ マスクの着用をされていない方。
上水記展・水道歴史展 会場では以下の取組を行います。
・ 同時入場者数を10名までとします。
・ 滞在時間を60分までとします。
・ 会話はお控えください。
・ 順路に沿った見学をお願いします。
・ 学芸員による展示解説はWEB配信動画のみとなります。
展示会について、詳しくは水道歴史館ホームページをご覧ください。