くらしと水道
貯水槽水道方式から直結給水方式への切替えをお考えのお客さまへ
貯水槽水道を設置されているお客さまにとって、直結給水方式に切替えることは、貯水槽清掃等の維持管理が不要になるなど、様々なメリットがあります。
直結給水方式への切替えに係る工事費用や工事内容は建物によって異なりますので、 お知り合いの水道工事店(東京都指定給水装置工事事業者)へご相談ください。
直結給水方式の特徴
長所
・水道水を蛇口まで直接お届けできます。
・貯水槽の点検・清掃が不要です。
・貯水槽のスペースが不要なため、敷地を有効活用できます。
・配水管の圧力を利用するため、エネルギーを有効に活用できます。
留意点
・事故や災害時に、貯留機能がないため断水することがあります。
・増圧給水設備を設置する場合は、1年以内に1回、定期点検を行う必要があります。
貯水槽水道方式の特徴
長所
・事故や災害時に、貯水槽内に残っている水は使用できます。
留意点
・貯水槽の定期的な点検や清掃などの維持管理が適正に行われていることが必要です。
・貯水槽で一旦、水を受けるため、水道管の圧力が開放されてしまい、エネルギーを有効に活用できません。
見積り(工事)を申し込む際の注意点
・水道工事の契約は、東京都指定給水装置工事事業者(水道工事店)とお客さま自身との間で行っていただくものです。なお、金額を含む契約内容につきましては、東京都水道局は関知いたしません。つきましては、工事後のトラブルなどを避けるため、次の事項に十分ご留意ください。
1 事前にお客さまが希望する工事の内容や現地の状況について、水道工事店に十分説明してください。
2 なるべく複数の水道工事店から見積書を取り、内容を検討してください。
※見積りや、このことに伴う事前調査が有料となる場合もありますので、事前に水道工事店へご確認ください。
3 工事が始まる前に「工事の内容・費用・アフターサービス」などについて、水道工事店より十分な説明を
受けてください。
4 集合住宅の場合は、建物の所有者や管理会社へのご相談をお願いします。
水道工事の申込みについて
貯水槽水道方式から直結給水方式への切替えを含め、給水装置の新設・改造・撤去等の 水道工事は、東京都指定給水装置工事事業者へお申し込みください。
〇 東京都指定給水装置工事事業者一覧
〇 東京都管工事工業協同組合の直結切替工事施工事業者一覧(PDF)
〇 協同組合東京都水道請負工事連絡会の直結切替工事施工事業者一覧(PDF)
〇 三多摩管工事協同組合の直結切替工事施工事業者一覧(PDF)
下記の建物にお住いの方の連絡先
都営住宅、東京都住宅供給公社→東京都住宅供給公社(JKK東京)お客さまセンターへ
UR都市機構→管理人を通じ各団地ごとの団地サービスへ
マンションなどの共同住宅の場合は、建物の所有者・管理者・管理会社へご連絡ください
直結給水方式への切替に係る支援策
東京都水道局では、直結給水方式の一層の普及・促進を図るため、以下のような支援策を実施しています。
増径工事の施工
貯水槽水道方式から直結給水方式への切替に際して、道路部分からメータまでの給水管を現状より太くしなければならない場合(増径工事)に、この工事を水道局にて施工いたします。
※1 直結給水方式は、最上階で水圧を確保できる場合①と、確保できない場合②に区分されます。
①直圧直結給水・・・配水管の水圧で直接給水する方式です。
②増圧直結給水・・・増圧ポンプにより、配水管で不足する水圧を補い、給水する方式です。
給水方式についてはこちらをご覧ください。
※2 直結切替工事に伴う宅地内表層のコンクリートやタイル等の整備については、お客さまのご負担により、実施していただきます。
①水道水を蛇口まで直接お届けできます。
②貯水槽の点検・清掃が不要です。
③貯水槽の設置スペースを有効に活用できます。
④配水管の圧力を利用するため省エネです。
◯増径工事に伴い、メータ口径が大きくなった場合、水道料金が増額となる場合があります。
①使用水量の変動が大きい施設や、薬品等の危険な化学物質を取扱うような直結給水が認められない建物
②断水した場合に影響が大きい病院などの貯水槽水道が適している建物
③増改築に合わせて、直結給水化しようとする建物
④平成24年12月以降に設置された貯水槽水道方式の建物
◯平成24年12月1日申請受付分から
給水管を増径工事する場合の一般的な流れはこちらをご覧ください。
東京都指定給水装置工事事業者の方はこちらをご覧ください。
融資取扱金融機関の御紹介
直結切替工事に適用できる融資取扱金融機関について御紹介しております。詳しくは、こちら(531KB)を御覧ください。
融資取扱金融機関のHPはこちら
問い合わせ先
【工事に関すること】
(受付時間 平日8時30分から12時、13時から17時15分まで)
【事業に関すること】
(区部) 給水部 給水課
- 電話: 03-5320-6435
(多摩地区) 多摩水道改革推進本部
調整部 技術指導課
- 電話: 042-548-5391