配水小管布設替工事の入札参加者からの質問への回答の誤りについて

　令和６年１月以降、水道局で入札が行われた配水小管布設替工事４案件について、入札参加者からの質問に誤って回答したことが判明したので、お知らせします。

記

１　誤りの概要

　当局は、入札参加者からの質問に対して、積算に使用した処分費単価の適用年月日を誤って回答し、これにより入札参加者が正しく入札金額を積算できない状況が発生したものです。
（１）工事件名：墨田区吾妻橋一丁目2番地先から同区東駒形二丁目15番地先間配水小管布設替工事
　　　予定価格：361,493,000円（税込）
　　　開 札 日：令和6年1月15日
（２）工事件名：品川区旗の台五丁目14番地先から同区旗の台五丁目28番地先間配水小管布設替工事
　　　予定価格：166,893,100円（税込）
　　　開 札 日：令和6年8月28日
（３）工事件名：大田区大森東三丁目7番地先から同区大森東三丁目17番地先間配水小管布設替工事
　　　予定価格：398,959,000円（税込）
　　　開 札 日：令和6年9月18日
（４）工事件名：大田区城南島二丁目1番地先から同区城南島二丁目8番地先間配水小管布設替工事
　　　予定価格：369,490,000円（税込）
　　　開 札 日：令和6年10月9日

２　判明の経緯

　入札参加者から回答内容と積算内容の不整合について問合せがあり、精査したところ誤りが判明しました。

３　対応

　落札者又は受注者との協議、及び他の全入札参加者への説明をし、了承を得た上で、契約締結後の２案件については、（１）が契約締結直後で工事着手準備前であったため契約を解除、（２）は工事着手へ向けた材料調達等を進めていることを勘案し契約を継続しています。また、契約締結前の２案件（（３）及び（４））については契約手続を中止としました。

４　再発防止策

　今回の誤りは、入札参加者からの単価の適用年月日の質問に対する回答において発生したことから、今後は、指名通知後に、単価の適用年月日など詳細な情報を入札参加者へあらかじめ提示することとします（令和６年12月公表案件から提示）。
　また、回答内容の確認については、根拠資料との突合を徹底するとともに、照査体制を強化することで、再発防止を図ってまいります。