水道水の安全性(有機フッ素化合物について)
水道水の安全性(有機フッ素化合物について)
水道水におけるPFOS等については、国の定める暫定目標値を大幅に下回っており、水道水の安全性を確保しています。
安心してお飲みください。
東京都の水質管理に関して
水道局では、国の基準を大きく上回る283項目を検査しています。
そして、検査結果に応じて、早め早めに対処することで、徹底した水質管理を行っています。
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水道水に関する有機フッ素化合物のQ&A
水道水に有機フッ素化合物はどれくらい含まれていますか。
水道局では、有機フッ素化合物のPFOS及びPFOA、 PFHxSについて、年4回、原水、浄水及び給水栓(蛇口)水における検査を実施しています。配水区域ごとに、水質を監視する計器を都内131ヶ所に設置し、計器が設置されている蛇口から採水した水道水の水質検査を行い、水道水におけるPFOS及びPFOAについては、暫定目標値の50ng/Lを大幅に下回っています。
給水栓(蛇口)において暫定目標値を超過又は超過するおそれのある場合には、PFOS及びPFOAの濃度が高い井戸を停止する等の対応を行っています。
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有機フッ素化合物の暫定目標値(50ng/L)の水を飲んでも大丈夫ですか。
有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の暫定目標値の50ng/Lは、国において、令和2年(2020 年)当時における安全側に立った考え方を基に設定されています。
動物実験等の結果から、実験動物とヒトとの種差や個人差も考慮して、健康への影響が見られない摂取量を算出し、摂取量全体に占める水道水からの寄与を安全側に立って10%、体重50kgの人が1日あたり2Lの水道水を一生涯飲用するという条件において計算すると、PFOSとPFOAの評価値はそれぞれ50ng/Lとなります。さらに、安全側の観点からPFOSとPFOAの合計値として50ng/Lを暫定目標値としています。
これにより、50ng/Lの水道水を1日2L、生涯にわたって摂取しても、健康への影響が現れない濃度として設定しています。
水道水が原因で多摩地区の住民の血中濃度が高くなっていると聞いていますが本当ですか。
国では、有機フッ素化合物が人体にどの程度の量や濃度でどのような影響を及ぼすかについて確定的な知見はないとされており、また水道水が主な原因となって血中濃度が高くなっているかどうかは明らかになっていません。
現在、国において、有機フッ素化合物に関する専門家会議が設置され、最新の科学的知見や検出状況の収集・評価を行っているところであり、水道局としては国の検討状況を注視していきます。
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関連情報
参考リンク
環境省「PFOS、PFOAに関するQ&A集(2023年7月)」
東京都保健医療局「PFAS(ピーファス)に関する電話相談窓口」
東京都環境局「都内地下水におけるPFOS及びPFOA等の調査結果について」
問合せ先
(区部の水道水に関すること)
浄水部浄水課
- 電 話: 03-5320-6448
- メール: suitekikun@waterworks.metro.tokyo.jp
(多摩の水道水に関すること)
多摩水道改革推進本部
調整部技術指導課
- 電 話: 042-527-6782
- メール: suitekikun@waterworks.metro.tokyo.jp
(健康影響などに関すること)
PFASに関する電話相談窓口 電 話: 03-5989-1772
(保健医療局)
なお、受付時間は、月曜日から金曜日(国民の祝日及び年末年始を除く)
午前9時00分から午後5時00分までとなっております。