残留塩素の低減化
残留塩素の低減化
残留塩素の適正な管理
水道水は衛生確保のため、残留塩素が必要ですが、残留塩素はカルキ臭の原因の一つとなることから、水道局では「おいしさに関する水質目標」として、残留塩素濃度を0.1mg/L以上0.4mg/L以下とすることを独自に定めています。 この目標を達成するため、都内131か所に設置している自動水質計器のデータを活用し、残留塩素の低減化を進めています。残留塩素濃度の測定結果はこちらをご覧ください。
給水所における追加塩素の注入
水道水の残留塩素は時間の経過とともに減少するため、浄水場から遠く離れた地域でも必要最低限の残留塩素を保持できるよう、浄水場で適切な濃度の塩素を注入しています。そのため、浄水場付近では残留塩素濃度が高くなってしまう場合もあります。
そこで、水道水を各地域へ送る拠点である給水所に、塩素を追加注入できる設備を整備することで浄水場での塩素注入量を低減し、浄水場からの距離にかかわらず、残留塩素濃度がなるべく低く保たれた水道水を提供していきます。
追加塩素注入設備は、24か所に設置されています(令和5年3月現在)。