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2020年度東京都水道歴史館「秋の特別企画展」のお知らせ
東京都水道歴史館では、東京文化財ウィーク2020(10月31日~11月8日)にあわせて、東京都指定有形文化財である『上水記』(古文書)を公開する「上水記展」と、東京水道の発展を紹介する「水道歴史展」を同時開催いたします。
貴重な文化財である上水記を、年に1度だけ見ることができる機会です。ぜひお越しください。
企画特別展概要
上水記展 『上水記』の著者・石野広通 ~没後220年の節目
本年の上水記展では、幕府の官僚として『上水記』を著した石野広通という人物について、その歌人としての活躍も含めて紹介します。
恒例の『上水記』一般公開では、今年も実物を展示します。なかでも第2巻の「玉川上水水元絵図并諸枠図」は、多摩川に造られた羽村取水堰を縦135.5cm×横514cmの大紙面に精緻かつ鮮やかに描いたもので、一見の価値がございます。ぜひこの機会にご覧ください。
『上水記』 『上水記』第2巻(部分)
水道歴史展 東京の近代水道の立役者たち
昨年、12月1日が「東京水道の日」に制定されました。この日は明治31年(1898)、淀橋浄水場から神田・日本橋方面に初めて通水が開始され、東京の近代水道が始動した日です。今回は記念日制定にちなんで、東京の近代水道成立における立役者の中島鋭治博士や外国人技師らを紹介し、水道の歴史に思いをはせていただきます。
開催期間
2020年10月31日(土)~11月8日(日) ※期間中は休まず開館します。
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
無料
場所
東京都水道歴史館 (文京区本郷2-7-1)
展示解説を動画で配信します!
例年好評をいただいている学芸員による展示解説を、今年度は動画にて配信します。
こちらからご覧ください。(10月31日(土)配信開始)
「上水記展・水道歴史展」展示パネルを継続公開します
上水記展・水道歴史展の会期終了後も、下記の日程で展示パネルを継続公開いたします。
ぜひご覧ください。
「上水記展」パネル展示
・ 2020年11月10日(火)~11月23日(月・祝)
場所:東京都水道歴史館1F ラウンジ
「水道歴史展」パネル展示
・ 2020年11月25日(水)~12月20日(日)
場所:東京都水道歴史館1F ラウンジ
・ 2021年1月6日(水)~1月31日(日)
場所:東京都水の科学館1F アクア・ショーケース
ご来館の皆様へのお願い(新型コロナ感染症拡大防止対策による取組について)
以下に該当される方は、ご来館をお控えください。
・ 37.5度以上の発熱、咳・咽頭痛などの症状のある方。
・ 過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域へ渡航された方。
・ マスクの着用をされていない方。
上水記展・水道歴史展 会場では以下の取組を行います。
・ 同時入場者数を10名までとします。
・ 滞在時間を60分までとします。
・ 会話はお控えください。
・ 順路に沿った見学をお願いします。
・ 学芸員による展示解説、当日のレファレンス(ご質問対応等)は行いません。
展示会について、詳しくは水道歴史館ホームページをご覧ください。