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東京水道名所

駒沢給水所の配水塔

駒沢給水所の配水塔

駒沢給水所は、東急田園都市線桜新町駅の北東に位置し、豊多摩郡渋谷町の町営水道施設として大正13年に完成しました。
駒沢給水所は、我が国の近代水道の父と呼ばれる中島鋭治博士により設計されました。
多摩川の伏流水を水源とする砧下浄水所から送水された水をポンプで2基の配水塔に貯留、落差圧を強めて自然流下で渋谷地区方面に給水する構想は、当時の日本では斬新なものでした。
また、鉄筋コンクリート造り円筒形の2基の配水塔の上部には、王冠を模した装飾が施され「丘の上のクラウン」と呼ばれるなど、大正ロマンを感じさせるその独創的な意匠は、今でも街のシンボルとして地域住民に親しまれています。
この配水塔(大正13年完成)と配水ポンプ所(昭和8年完成)は、平成24年、土木学会選奨土木遺産として認定されました。
現在は、施設の老朽化に伴い給水所としての機能を休止し、非常時用の応急給水槽として活用しています。
 ※駒沢給水所はセキュリティ上の理由から公開していません。

基本情報

名称 駒沢給水所の配水塔
所在地/アクセス 世田谷区弦巻二丁目41番5
東急田園都市線「桜新町」駅 徒歩7分
受賞・認定情報 昭和59年 せたがや百景(世田谷区)
昭和60年 近代水道百選(日本水道新聞社)
平成14年 世田谷区地域風景資産(世田谷区)
平成24年度 土木学会選奨土木遺産(公益社団法人土木学会)

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