水道水源林
東京独自の水源である多摩川は、山梨県にその源を発し、都内を流れ、東京湾へ注がれます。東京都水道局は、この多摩川の安定した河川流量の確保と小河内貯水池(奥多摩湖)の保全を図るため、多摩川上流域に広がる水道水源林を、1901年(明治34年)から管理しています。
水道水源林は、東京都奥多摩町並びに山梨県小菅村、丹波山村及び甲州市にまたがり、その範囲は東西約30.9㎞、南北約19.5㎞、面積は約25,000haに及びます。これは、東京都全面積のおよそ9分の1程度に相当し、水道事業体が所有する森林としては、全国で最も大きな森林です。
多摩川源流の
東京都水道局では、間伐・枝打等の保育作業を着実に行うとともに、手入れが行き届かず所有者が手放す意向のある民有林を購入し、当局自らが適正に管理していくことによって土砂の流出を防ぎ、たくさんの水を蓄えられる健全で緑豊かな森林に育成する取組を進めています。
注
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.mizufuru.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/
基本情報
名称 | 水道水源林 |
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所在地/アクセス (主な散策スポット) |
水源地ふれあいのみち ●小河内ゾーン(見はらしの丘) 東京都奥多摩町小河内貯水池周辺
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受賞・認定情報 | 平成7年 水源の森百選(林野庁) |