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くらしと水道

小河内ダムの洪水対策への協力について

 小河内ダムは水道に専用ダムとして東京都水道局が管理していますが、令和元年10月に発生した台風19号の影響を踏まえ、国土交通省が主導となって「多摩川水系治水協定」を締結し、洪水対策に協力することとなりました。
 これまでは、ダムが溢れないよう降雨の状況にあわせて放流を行っていましたが、今後は、大雨に備えて最大3日前から放流を行う可能性があるため、晴天時でも多摩川の流量が増加する場合があります。
放流する際には、これまで同様、職員によるパトロールや警報装置からサイレンで警告するとともに、ホームページやSNSで情報を発信していきます。
最新の情報を確認いただき、安全のため多摩川に近づかないよう、ご協力をお願いします。

 洪水時の放流サイレンなどについてはこちら

多摩川水系治水協定

 国は、水害の激甚化、治水対策の緊要性等を勘案し、緊急時において既存ダムを洪水調節へ活用する「既存ダムの洪水調節機能の強化に向けた基本方針」を令和元年12月に策定しました。これに基づき、上流の予想降雨量が基準降雨量以上のとき、3日前から事前放流を実施し、水位低下を図る多摩川水系治水協定を令和2年5月27日付で、関係者間において締結しました。

首相官邸ホームページ https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kisondam_kouzuichousetsu/index.html

国土交通省 水管理・国土保全局 事前放流ガイドライン(令和2年4月)より抜粋

1.対象となる既存ダム

 小河内ダム、白丸調整池ダム(交通局)

2.協定締結者

 河川管理者  国土交通省関東地方整備局
           東京都建設局
           神奈川県県土整備局

 ダム管理者   東京都水道局
            東京都交通局

3.協定内容    

 基準降雨量(48時間で450ミリメートル)を超える雨が小河内ダム上流で予想される場合、最大3日前から事前放流を実施し、水位を低下させます。これにより、事前に洪水調節可能容量(3,558万立方メートル:各種の条件を仮定し算出した最大値)を確保し、豪雨への対応を強化します。

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