羽村取水堰

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お知らせ

 羽村取水せきは、川をせき止める投渡堰なげわたしせき・固定せき、魚類が行き来する魚道、せき止めた水を取り入れる第一水門で構成されています。

投渡堰なげわたしせき

 投渡堰とは、川の流れと直角方向に鋼製桁を渡し、これに杉丸太を立てかけ、そだ(葉のついた木の枝を束ねたもの)、むしろ、砂利等を順に重ねて堰を構成するものです。
 多摩川が増水して一定水位以上になったとき、桁をつり上げて堰を払います。
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投 渡 堰

2 取水口(第一水門)

 水門の総数は17門あり、下流側の5門が明治33年に、上流側の12門が大正13年にそれぞれ完成しました。
 また、下流側は、れんが造り、上流側は、表面は花こう岩、内部はコンクリート造りです。  
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取水口(第一水門)

3 魚道

 魚道は、羽村取水堰の固定堰部分にあり、多摩川をさかのぼる多様な魚種のために、ハーフコーン式となっています。 写真
ハーフコーン式魚道

沿革

 承応 2(1653年)年 4月  羽村取水堰取水口完成
 承応 2(1653年)年11月  通水(玉川上水路)
 承応 3(1654年)年 4月  虎ノ門までの工事完成(配水管)
 明治33(1900年)年 9月  羽村取水堰旧取水口取水門完成
 大正13(1924年)年 9月  羽村取水堰新取水口取水門完成
 平成14(2002年)年 5月  羽村取水堰魚道完成  

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昔の羽村取り入れ口付近

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