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水道事業紹介

給水所・配水管・水運用センターの紹介

給水所

 給水所は、浄水場から送られてきた水をためて、配水区域内に水を配る施設です。配水池とポンプ設備を持ち、水道使用量の時間的な変化に応じた配水量の調整、配水系統の切替えなどを行います。また、震災時等には、周辺地域のお客さまへの給水拠点となります。
 常に安定した給水を行うには、事故時や震災時にも対応可能な配水池容量を確保するとともに、地域的にバランスのとれた給水所の配置が必要です。そこで、配水区域における計画一日最大配水量の12時間分以上の配水池容量を確保することを目標に、給水所の新設や既存施設の増強を図っています。

配水管

 配水管は、給水所から配水区域に水を配るために布設した水道管のことです。
 配水管は、水圧を均等に保ち、万一、事故が起きたときも断水等の影響を最小限にとどめられるよう、道路に沿って網の目のように張り巡らされています。その延長は約27,000キロメートルあり、地球の約3分の2周の長さに相当します。

水道システム概念図

 水道局では、配水管の安全を確保するために点検・補修を行い、古くなった管を計画的に取り替えています。新たに埋設される管には、地震時に抜け出しにくい構造となっている「耐震継手管」を採用し、耐震性の強化を図っています。首都直下地震などの切迫性が指摘されている中、現在は、重要施設への供給ルートの耐震継手化を推進しています。

配水施設概要(令和5年3月現在)
  区部 都営水道
26市町
配水管(㎞) 配水本管 1,726 829 2,555
配水小管 15,076 9,836 24,912
計(㎞) 16,801 10,665 27,466
注1
配水管網上の機能により、幹線となる配水本管と、配水本管から分岐して直接給水管につながる配水小管とに分けています。
注2
端数調整により合計値が合わないことがあります。
 

抜け出し防止機能を有する耐震継手の例(S 型継手)

水運用センター

 水運用センターでは、貯水池から配水管までの総合的な水運用を行っています。都内各所に設置した流量計、圧力計等の各種情報をコンピュータで集中管理し、浄水場への運転指令や給水所の遠隔制御などにより、適切な水量及び水圧となるよう24時間体制で様々な調整を行っています。
 また、水道管路の事故探知システムを活用することで、事故を早期に発見し、迅速に対応を行うことで安定給水に努めています。

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