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水道事業紹介

浄水施設の紹介

 河川などから取水した水(原水)を安心して飲むことができる水道水にするため、浄水処理を行っているのが浄水場です。水道水の製造工場とも言えます。水道局の浄水場は、1日684万立方メートルの水道水をつくることができる施設能力を持っています。

金町浄水場(日量150万立方メートル)

 江戸川から取水しており、かび臭対策として昭和59年度から粉末活性炭処理を行っています。
 また、平成4年6月からは、オゾンと生物活性炭を使った高度浄水処理を導入しました(第一期施設)。続いて、平成8年4月に第二期施設が、平成25年4月に第三期施設が稼働し、現在、日量150万立方メートルの全量に高度浄水処理を導入しています。

三郷浄水場(日量110万立方メートル)

 金町浄水場と同様に、江戸川から取水しています。
 金町浄水場に続き、平成11年3月からオゾンと生物活性炭を使った高度浄水処理を導入し(第一期施設)、平成25年10月に稼働した第二期施設とあわせ、現在、日量110万立方メートルの全量に高度浄水処理を導入しています。

朝霞浄水場(日量170万立方メートル)

 利根川及び荒川の水を、秋ヶ瀬取水堰から取水しています。
 また、東村山浄水場との間に原水連絡管を設置し、利根川及び荒川の水に加え、多摩川の水も利用できるようにしています。
 金町浄水場及び三郷浄水場に続き、平成16年11月からオゾンと生物活性炭を使った高度浄水処理を導入し、平成26年3月に稼働した第二期施設と合わせ、現在、日量170万立方メートルの全量に高度浄水処理を導入しています。
 また、平成17年4月から、PFI事業により常用発電設備及び次亜塩素酸ナトリウム製造施設が稼動しています。

 PFI(Private Finance Initiative)
 公共部門によって行われてきた社会資本の整備、運営等の分野に、民間事業者の資金、経営ノウハウ等を導入し、効率的に社会資本を整備しようとする手法のこと。

三園浄水場(水道: 日量30万立方メートル)

 利根川及び荒川の水を秋ヶ瀬取水堰から取水しており、平成19年10月から水道全量に高度浄水処理を導入しています。
 なお、朝霞浄水場と同一のPFI事業により、常用発電設備が稼働しています。

東村山浄水場(日量126.5万立方メートル)

 多摩川水系の貯水池から自然流下で原水を取水しており、この高低差が持つエネルギーを活用した水力発電施設が平成13年度に稼働し、浄水場で消費する電力の一部を賄っています。
 さらに、浄水場が比較的高い標高に位置しているため、送水の大半を自然流下で行うことができます。
 また、朝霞浄水場との間に原水連絡管を設置し、多摩川の水だけでなく、利根川及び荒川の水を利用することができ、平成22年3月から、利根川及び荒川の取水量の全量を処理できる規模の高度浄水処理(日量88万立方メートル)を導入しています。

 
浄水場の施設概要
水系 浄水場 処理能力
(m³/日)
比率(%) 処理方法
浄水場別 水系別
利根川・荒川水系 金町 1,500,000 21.9 80.1 急速ろ過方式・高度浄水処理
三郷 1,100,000 16.1 急速ろ過方式・高度浄水処理
朝霞 1,700,000 24.8 急速ろ過方式・高度浄水処理
三園 300,000 4.4 急速ろ過方式・高度浄水処理
東村山 880,000 18.5 急速ろ過方式・高度浄水処理
多摩川水系 385,000 17.0 急速ろ過方式
小作 280,000 4.1 急速ろ過方式
315,000 4.6 緩速ろ過方式
114,500 1.7 緩速ろ過方式・膜ろ過方式
砧下 70,000 1.0 緩速ろ過方式・膜ろ過方式
相模川水系 長沢 200,000 2.9 2.9 急速ろ過方式
6,844,500 100.0 100.0
注1
これらの施設の中には、老朽化等により、施設能力が低下しているものがあります。

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