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生物活性炭処理

生物活性炭処理

 東京都水道局に導入されている高度浄水処理は、オゾン処理に生物活性炭処理を組み合わせたもので、嫌なにおいの元となる有機物やかび臭物質、アンモニア態窒素(塩素と反応することでカルキ臭の原因となる物質)の除去に大きな効果があります。
 このページでは、オゾン処理の次の段階である、生物活性炭処理について紹介します。

1 活性炭

 活性炭は、たくさんの小さい孔をもち表面積が大きいため、吸着力が強く、臭いの原因となる有機物などを吸着することができます。

 一般的に、冷蔵庫や車での消臭剤として、よく使われています。


       図1 活性炭の電子顕微鏡画像          図2 活性炭への有機物の吸着のイメージ図

※活性炭には、写真で見られる孔以外にも、電子顕微鏡でも見えないほど極めて微細な無数の孔があります。

2 生物処理

 自然界に生息している微生物の中には、アンモニア態窒素(注1)を除去したり、有機物を分解する働きをするものがいます。これらの微生物は、水の浄化に役立てられています。

注1 アンモニア態窒素・・・水の汚れの指標となっています。また、消毒用の塩素によって、アンモニア 態窒素は別の物質に変化しますが、変化したものは、「カルキ臭」の原因となります。


図3 生物処理のイメージ図

3 生物活性炭処理とは

 生物活性炭(BAC)は、清浄な水道水をつくるために有益な微生物が表面に付着した活性炭です。

 生物活性炭処理では、有機物などの汚れを活性炭の吸着機能で除去するだけでなく、取り除けなかった有機物やアンモニア態窒素を微生物が処理してくれます。

 なお、活性炭に吸着した汚れは、定期的に洗浄し除去しています。また、吸着性能を維持するため定期的に活性炭を取り換えています。このため、「カルキ臭」もなく、おいしい水ができあがります。


      図4 生物活性炭処理のイメージ図         図5 生物活性炭処理で使われる活性炭
                                    (有効径12mm)

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