浄水場発生土の有効利用
浄水場発生土
東京都全体では毎年約8万トン発生します。浄水場発生土を利用した園芸用土等は、東京都環境物品等調達方針の特別品目(東京都が定めた環境負荷を低減する資材)に認定されており、環境にやさしいリサイクル原料です。
また、安心してご利用いただくため、定期的に有害な重金属やダイオキシンなど64項目について、浄水場発生土の成分分析を行い、安全性を確認しています。
令和5年度は浄水場発生土60,903tのうち、約66%を有効利用(37%を園芸用土やグラウンド材、29%を粒状改良土)しました。残る約34%は東京湾内の処分場に埋立処分しました。
浄水場発生土の有効利用状況
浄水場発生土の使用例
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東京都水道局では100%有効利用に向けて、有効利用事業者様を受付しています。
令和6年度に引き続き、令和7年度も受付を行っておりますので、ご利用ください。
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浄水場発生土有効利用について |
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当局の浄水場発生土は、福島第一原子力発電所の事故により、平成25年3月まで園芸用土等への有効利用を自粛してきました。
平成25年3月13日に厚生労働省より「放射性物質が検出された浄水発生土の園芸用土又はグラウンド土への有効利用に関する考え方」
- 園芸用土・・・・・400Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
- グラウンド土・・・200Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
当局の浄水場発生土は、1カ月に一度、放射性物質検査を民間の分析機関において、ゲルマニウム半導体検出器を用いて行い、基準値以下であることを確認し譲渡します。
また、測定結果は、ホームページで公表しています。
- 各浄水場まで取りに来てください(積み込みは水道局が行います)。
- 浄水場発生土の譲渡に関する要綱に記載されている譲渡代金で購入してください。
- 浄水場発生土の有償譲渡に関する要綱をご確認のうえ、お申し込みください。
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①浄水場発生土の有償譲渡に関する要綱はこちらをクリック(
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②申込書はこちらをクリック(
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【発生土の積み込み状況】
有効利用可能な浄水場と有効利用可能な浄水場発生土のストック量は以下のとおりです。
令和6年第4四半期の有効利用可能な発生土ストック量(t)
浄水場名 | 所在地 | 電話番号 | 発生土ストック量 |
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東村山浄水場 | 東京都東村山市美住町2-20-236 | 042-397-8213 | 350t |
小作浄水場 | 東京都羽村市小作台4-2-1 | 042-554-4911 | 50t |
金町浄水場 | 東京都葛飾区金町浄水場1-1 | 03-5660-1167 | 800t |
三郷浄水場 | 埼玉県三郷市彦江3-12-2 | 048-953-7312 | 500t |
なお、以下の浄水場ではPFI事業により浄水場発生土の有効利用を行っています。
PFI事業者のお問い合わせ先
朝霞・三園ユーティリティーサービス株式会社電話: 048-486-0135令和6年第4四半期の有効利用可能な発生土ストック量(t)
浄水場名 | 所在地 | 発生土ストック量 |
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朝霞浄水場 | 埼玉県朝霞市宮戸1-3-1 | 100t |
三園浄水場 | 東京都板橋区三園2-10-1 | 100t |
※今後は四半期毎(1月、4月、7月、10月)に更新します。
年間有効利用量が多い場合などについてのご相談や、浄水場発生土買取手続きなど発生土について不明な点がございましたら下記までお問い合わせ下さい。
問い合わせ先
東京都水道局
浄水部 浄水課
水運用・排水処理担当
- 電話: 03-5320-6473