「東京水道経営プラン2016」に掲げた施策
Ⅱ 取組の進化・発信
Ⅱ-3国内外水道事業体への貢献(技術力・ノウハウの発信と貢献)
平成29年度の主な実施内容
(1)国内の水道事業体への貢献
①国内の水道事業体への協力 | |
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計画 東京水道グループの技術力・ノウハウを積極的に活用し、国内の水道事業体の人材育成や事業運営に協力 | 実績 平成29年11月、日本水道協会関東地方支部幹事会において、事業の概要等を定めた首都圏水道事業体支援事業実施要領を決定 「首都圏水道事業体支援プラットフォーム」を設置し、首都圏水道事業体支援事業を開始 平成29年度支援実績 : 水道事業の一元化に関する情報提供など |
評価 「首都圏水道事業体支援プラットフォーム」を設置し、首都圏水道事業体支援事業を開始しました。 首都圏水道事業体支援の流れ ①相談等を首都圏水道事業体支援プラットフォームの事務局で一括受付 ②首都圏水道事業体支援プラットフォームにおいて、内容に応じ支援事業体決定 ③支援事業体と受援事業体で、支援内容等を事前調整 ④受援事業体の要請に基づき支援実施 ⑤支援事業体から費用請求・アンケート依頼 平成29年度の支援実績として、水道事業の一元化に関する情報提供などを行いました。 今後も、受援事業体となり得る関東地方支部内の水道事業体が抱える支援ニーズを勘案しつつ、支援を実施していきます。 |
(2)海外の水道事業体への貢献
①国際展開の推進 | |
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計画 人材育成(訪日研修、講師派遣) 事業推進(技術協力事業、インフラ整備・運用事業) 情報発信(国際会議関係、知見の共有等) |
実績 42か国から347名の研修生を受入れ マレーシア・ラブアン島において草の根技術協力事業を開始 インドに5名、ミャンマーに4名の職員を派遣 国際水協会アジア太平洋地域会議(IWA-ASPIRE、マレーシア・クアラルンプール)等への参加 |
評価 当局が長年培ってきた技術とノウハウを活用し、世界各国からの訪日研修の受入れやセミナー講師として途上国への職員派遣を行い、海外の水道事業体の人材育成に貢献しました。 マレーシア・ラブアン島において、監視制御システムを利用した水運用・無収水※マネジメント能力向上プロジェクトを開始しました。 また、国際水協会アジア太平洋地域会議(IWA-ASPIRE、マレーシア・クアラルンプール)等へ参加し、平成30年度に東京で開催される国際水協会(IWA)世界会議・展示会のPRを行うとともに、当局の技術やノウハウを世界へ発信しました。 ※ 無収水 ・・・ 漏水に加え、盗水やメータ誤差等、料金収入につながっていない水量のこと。 |
目標管理も併せてご覧ください。
記事ID:081-001-20240819-006434