(H21)ニーズに応じたお客さまサービスの積極的な展開
施策 | 平成21年度の主な実施内容 | 評価 | |
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(1) お客さまの |
計画 | 支払い方法の多様化 |
◆クレジットカードが経済活動において一般的な決済手段として急速に普及している状況を反映して、水道料金等の支払についても、お客さまからクレジットカード払いの導入を求める声が多く寄せられていました。 水道料金等の支払については、これまで、請求書による払込みと口座振替の二つの方法しかありませんでした。 クレジットカード払いの導入により、お客さまの支払方法の選択肢が増えたことから、料金支払の利便性の向上につながりました。 平成21年度は、クレジットカード払いを御利用のお客さまが年間で約13万6,600人増加しました。 |
実績 | ◆クレジットカード会社9社と契約し、平成19年10月に区部において、平成20年10月には多摩地区において、水道料金等のクレジットカード払いを開始しました。 導入したクレジットカード払いは、国際的ブランド四つを含む16ブランドのクレジットカードを取り扱っているため、ほとんどのクレジットカードの利用が可能となりました。 導入開始から2年6箇月を経過した平成22年3月末現在で、約44万1,900人のお客さまに御利用いただいています。 |
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(2) お客さまと |
計画 | 広聴機能の充実 地域に密着した取組の推進 |
〔広聴機能の充実〕 ◆平成20年3月から局内のイントラネットワークを利用して、お客さまからいただいた御意見・御要望等について、その受付内容から対応状況・結果までの一連の情報を全職員で共有する態勢が整いました。 今後はデータの蓄積及び分析を行い更なる充実を図るとともに、お客さまサービスの向上につなげることで、より満足度の高いお客さま対応を行うことができます。 ◆お客さまの声活用委員会を設置することで、より迅速にお客さまの声を施策に反映できるようになりました。 なお、お客さまの声を施策に反映させたものについては、水道ニュース等によりお客さまにお知らせしていきます。 〔地域に密着した取組の推進〕 ◆趣向を凝らした広報活動により、水道水の良さやおいしさなどに対して理解を深めていただきました。 イベントでは、ペットボトル「東京水」の試飲によって、水道水のおいしさを実感していただくことができました。 また、地域水道ニュースの発行などにより、その地域に絞った情報発信を行うことで、災害時の給水拠点などについて分かりやすく効果的に広報することができました。 今後も、お客さまとの相互理解を一層推進していきます。 |
実績 | 〔広聴機能の充実〕 ◆お客さまからいただいた様々な御意見・御要望について、全職員で共有するためにお客さまの声データベース及びお客さまの声掲示板を平成20年度に作成し、御意見・御要望の収集・蓄積に活用しています。 ※お客さまの個人情報については、東京都個人情報の保護に関する条例に基づき、適切に取り扱っています。 ◆平成21年4月に「お客さまの声活用委員会」を設置し、お客さまの声の施策への反映を審議しました。平成21年度は委員会を7回開催し、その成果として、次の業務改善などを実施しました。 (1)工事開始時だけでなく工事終了時にもお知らせを配布 (2)水道局を装った悪質訪問販売に対する注意喚起の取組の拡大 (3)事業所に来庁したお客さま等が御意見を投書できるようにご意見箱を設置(平成22年度から実施) 〔地域に密着した取組の推進〕 ◆お客さまに水道に対する理解を深めていただくため、各種パンフレットの作成や「水道ニュース」の全戸配布など積極的な広報活動を行いました。また、東村山浄水場への高度浄水処理導入にあわせて「水道ニュース号外」を発行しました。 ◆お客さまと直接に接することを目的として、6月の水道ふれあい月間などにおいて、地区主催イベントや駅前広場、商店街などで「水道なんでも相談」を実施し、水道に関する様々な相談にお答えするとともに、東京水のおいしさを実感していただくために、ペットボトル「東京水」の試飲や配布を積極的に行ないました。 また、各地域を担当する営業所などにおいて、地域特性や地域のニーズを踏まえて、地域情報を分かりやすくお伝えする「地域水道ニュース」を発行しました。 |
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(3) 水道施設の |
計画 | 施設の開放促進、給水拠点の周知 |
◆桜等の開花時期に合わせた施設開放による入場者数は8,967人で、今後も施設の開放を促進するとともにその広報の充実を図っていきます。 また、浄水場の見学コースの整備によって、水道施設への親しみと水道水の水質管理についても一層理解を深めていただくことができるほか、奥多摩湖いこいの路では、自然に触れながら水道水源林や貯水池の大切さ、役割を学習・体感していただくことができます。 ◆応急給水拠点の27施設(75箇所)にPR看板を設置しました。残っている5施設については、築造・整備工事の完了後に、順次設置していく予定です。 なお、多摩地区は、応急給水拠点として指定されているすべての浄水所及び給水所にPR看板を設置済みです。 |
実績 | ◆お客さまに水道に対する理解を深めていただくとともに、水道施設への親しみを持っていただくため、施設見学会の実施をはじめとして、桜等の開花時期に合わせた施設の開放を行いました(金町浄水場及び和田堀給水所)。 また、2箇所の浄水場において、見学コースの整備を実施しました。 ◆震災時に給水拠点となることをお伝えするため、応急給水拠点に指定されている浄水場や給水所の壁面にPR看板を順次設置していきます。 |
地域水道ニュース
和田堀給水所のお花見広場(さくら)