(H21)目標管理の推進

経営に関する事項

注:目標年度は、いずれも平成21年度です。

経営の効率性

① 職員一人当たりの給水件数

【達成状況】
 達成率 100%

職員1人当たり給水件数棒グラフ

 
※算出式
給水件数

全職員
※達成率=平成21年度実績値÷目標値×100
【評価】
 平成21年度末の給水件数は、前年度実績に対して約47千件増加しました。
 また、職員定数を250人削減した結果、一人当たりの給水件数は、前年度から約100件増加しており、目標値(1.7千件/人)を達成しました。
  H19 H20 H21 対前年度
増△減
給水件数(千件)
6,795 6,868 6,915 47
職員定数(人)
4,575 4,425 4,175 △250
一人当たり件数(千件)
1.5 1.6 1.7 0.1
経営の効率性

② 職員一人当たり配水管管理延長

 

【達成状況】
 達成率 100%

職員1人当たり配水管管理延長棒グラフ

 
※算出式
配水管管理延長

全職員

※達成率 = 平成21年度実績値÷目標値×100
【評価】
 平成21年度末の配水管管理延長は、前年度実績に対して146km増加しました。
 また、職員定数を250人削減した結果、一人当たりの配水管管理延長は、前年度の5.8kmから6.2kmと0.4km増加し、目標値(6.2km/人)を達成しました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
配水管管理延長(km)
25,652 25,823 25,969 146
職員定数(人)
4,575 4,425 4,175 △250
一人当たり延長(km)
5.6 5.8 6.2 0.4
経営の効率性

③ 職員一人当たり有収水量

【達成状況】
 達成率 96%

職員1人当たり有収水量棒グラフ

 
※算出式
有収水量

全職員

※達成率=平成21年度実績値÷目標値×100
【評価】
 平成21年度の有収水量は、前年度実績に対して11,330千m3減少しました。
 また、職員定数を250人削減と漏水率の低下の結果、一人当たりの有収水量は、前年度の341.4千m3から359.1千m3と約18千m3増加し、目標値(374.2千m3/人)に対する達成率 は、96%となりました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
有収水量(千m³)
1,529,784 1,510,696 1,499,366 △11,330
職員定数(人)
4,575 4,425 4,175 △250
一人当たり水量(千m³)
334.4 341.4 359.1 17.7
経営の効率性

④ 給水原価

【達成状況】
 達成率 101%

給水原価棒グラフ

 
※算出式
総支出額−関連収入

調定水量

※達成率=((目標値−平成21年度実績値)+目標値)÷目標値×100
【評価】
 平成21年度末の給水原価は、前年度実績に対して2.1円低下しました。
 これは、職員定数の削減や既定経費の削減など経営努力の効果が表れたことなどによるものです。
 この結果、平成21年目標値(204.7円)に対する達成率は101%となり、目標値を上回ることができました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
給水原価(円)
205.8 204.8 202.7 △2.1

※給水原価は、総支出額の中に資本的支出額を含めた資金ベースと民間債の満期一括償還制度導入に伴う平準化をした後の額を基準として算出しています。

経営基盤の強化

⑤ 職員給与比率

【達成状況】
 達成率 105%

職員給与比率棒グラフ

 
※算出式
職員給与費

収益的支出+資本的支出
×100

※達成率=((目標値−平成21年度実績値)+目標値)÷目標値×100
【評価】
 平成21年度の総支出額は前年度実績に対して、約6億円(前年度比0.1%の減少)減少しました。また、職員給与費は職員数の削減などにより約27億円(前年度比8.0%の減少)減少したことから、目標値(7.7%)を0.4%下回りました。
 この結果、目標値を上回ることができました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
職員給与費(億円)
355 337 310 △27(△8.0%)
総支出(億円)
4,502 4,276 4,270 △6(△0.1%)
職員給与比率(%)
7.9 7.9 7.3 △0.6

※ 金額は税込み額です。

経営基盤の強化

⑥ 企業債残高

【達成状況】
 達成率 108%

企業債残高棒グラフ

 

※企業債残高は、民間債の満期一括償還制度導入に伴う、平準化のための必要額を反映させた金額です。

 

※算出式 年度末企業債未償還残高

 

※達成率=((目標値−平成21年度実績値)+目標値)÷目標値×100

 
【評価】
 平成21年度の企業債の発行額(約116億円)が元金償還額(約575億円)を下回った結果、企業債残高は前年度末から約459億円減少しました。
 この結果、平成21年度目標値(4,173億円)に対する達成率は108%となり、目標値を上回ることができました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
企業債残高(億円)
4,763 4,319 3,860 △459
経営基盤の強化

⑦ 給水収益に対する元利償還割合

【達成状況】
 達成率 99%

給水収益に対する元利償還割合棒グラフ

 

※企業債償還金(借換債は除く。)の給水収益に対する割合(%)を示しており、企業債償還金が経営に与える影響を分析したものです。

 
※算出式
支払利息+元金償還金

給水収益
×100

※達成率=((目標値−平成21年度実績値)+目標値)÷目標値×100
【評価】
 これまでに企業債発行の抑制や低利への借換えを行ってきた結果、平成21年度の企業債償還額は668億円で、前年度に対して4億円(前年度比0.6%の減少)減少しましたが、給水収益も減少したため、元利償還の割合は前年度に比べ0.2%増加しました。
 この結果、目標値(21.3%)に対する達成率は、99%となりました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
元金償還金(億円)
861 672 668 △4
給水収益(億円)
3,193 3,139 3,094 △45
元利償還割合(%)
27.0 21.4 21.6 0.2

※給水収益の金額は税込み額です。
※元金償還金は、借換債を除いた支払利息を含む額です。

経営基盤の強化

⑧ 自己資本構成比率

【達成状況】
 達成率 97%

自己資本構成比率棒グラフ

 

※自己資本構成比率とは、総資本に占める自己資本の割合で、事業の安定化を図るためには、この比率を高めることが必要です。

 
※算出式
自己資本金+剰余金

負債+資本
×100

※達成率=平成21年度実績値÷目標値×100
【評価】
 平成21年度末の総資本は、前年度実績に対して約256億円増加しました。
 また、企業債残高の減少に加え、自己資本が約725億円増加したことから、自己資本構成比率は前年度の73.9%から75.9%と2.0%増加し、目標値(77.9%)に対する達成率は、97%となりました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
自己資本(億円)
18,289 19,042 19,767 725 (3.8%)
総資本(億円)
25,232 25,776 26,032 256 (1.0%)
自己資本構成比率(%)
72.5 73.9 75.9 2.0

※金額は税込み額です。

⑨ 経常収支比率

【達成状況】
 達成率 103%

経常収支比率棒グラフ

※経常収支比率は、経常費用が経常収益によってどの程度賄われているかを示すもので、この比率が高いほど経常利益率が高いことを表しています。

 
※算出式
営業収益+営業外収益

営業費用+営業外費用
×100

※達成率=平成21年度実績値÷目標値×100
【評価】
 平成21年度の経常収益は、給水収益が減少したことなどから、前年度実績に対して約4億円減少しました。これに対して経常費用は、事業の効率化や企業債の支払利息の減少などにより、前年度実績に対して約25億円減少しました。
 この結果、経常収支比率は、前年度の122.9%から123.8%と0.9%向上しました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減

経常収益(億円)
3,595 3,520 3,516 △4
経常費用(億円)
2,883 2,865 2,840 △25
経常収支比率(%)
124.7 122.9 123.8 0.9

※金額は税込み額です。

⑩ 不断の経営努力

【達成状況】
 達成率 104%

経常収支比率棒グラフ

※徹底した内部努力を行い、平成19年度から平成21年度までの3年間で、220億円の経費縮減と収入の確保に取り組み、現行の料金水準を維持します。

 
※算出式  平成19〜21年度実績額の累計
※達成率=平成21年度までの実績累計額÷目標値×100
【評価】
 平成21年度は、水道局及び監理団体による一体的事業運営体制の構築や民間委託の一層の拡大など事業運営体制の見直しを進め、職員定数の削減により64億円の経費を縮減しました。また、情報システム経費や事務諸経費など既定経費を20億円節減し、定期借地権制度の活用などにより資産の有効活用を進めるとともに、未利用地を可能な限り売却することにより、17億円の収入を確保しました。この結果、目標値を上回ることができました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
職員定数の削減(億円)
26 38 64 26
既定経費の節減(億円)
13 15 20 5
資産有効活用等(億円)
17 18 17 △1

※ 金額は税込み額です。

⑪ 事業運営体制の抜本的な見直し(職員定数の削減)

【達成状況】
 達成率 100%

経常収支比率棒グラフ

 

※水道局及び監理団体による一体的事業運営体制の構築や民間委託の一層の拡大など、事業運営体制の抜本的な見直しを実施

 
※算出式  平成19〜21年度削減人員数の累計
※達成率=平成21年度までの実績値累計÷目標値×100
【評価】
 平成21年度は、水道事業における公共性を確保しつつ、経営の一層の効率性を追求するため、基幹的業務は水道局と水道局が所管する東京都監理団体が担い、定型的な業務など民間に委ねられる業務は可能な限り民間事業者に委託していくことを基本方針とする一体的事業運営体制の構築に向けて業務移転を着実に行いました。
 この結果、職員定数を前年度からの累計で650人削減し、目標値を達成しました。
  H19 H20 H21 対前年度

 

増△減
職員定数の削減(人)
250 150 250 100

施設整備に関する事項(施設整備長期目標)

「施設整備長期目標」について、具体的な数値を設定したものです。

① 渇水時における安定給水のための水源確保率

【達成状況】
 達成率 93%

水源確保率棒グラフ

 

※指標の説明 水源量確保の目標に対して確保されている水源量の割合

 
※算出式
確保水源量

目標水源量
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 八ッ場ダム建設事業を推進しています。

② ろ過池耐震施設率 注1

【達成状況】
 達成率 80%

ろ過池耐震施設率棒グラフ

 

※指標の説明 ろ過池総処理能力に対して耐震化されたろ過池の処理能力の割合

 
※算出式
耐震化ろ過池処理能力

ろ過池総処理能力
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 三郷浄水場において、耐震化の整備が完了しました。
 

注1 現在の施設は、関東大震災を想定して整備してきましたが、この指標は、より厳しい内陸直下型地震への対応を示すものです。

③ 配水池耐震施設率 注2

【達成状況】
 達成率 55%

配水池耐震施設率棒グラフ

 

※指標の説明 配水池総容量に対して耐震化された配水池容量の割合

 
※算出式
耐震化配水池容量

配水池総容量
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 東海給水所、小右衛門給水所において、耐震性を持つ配水池の整備が完了しました。
 

注2 現在の施設は、関東大震災を想定して整備してきましたが、この指標は、より厳しい内陸直下型地震への対応を示すものです。

④ 停電時の給水確保率

【達成状況】
 達成率 89%

停電時の給水確保率棒グラフ

※指標の説明
停電時に見込まれる水使用量に対して自家用発電設備の整備により給水可能となる割合
※算出式
停電時給水確保量

停電時使用見込量
×100
※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 小作浄水場、東大和給水所への非常用自家発電設備の整備が完了しました。
 引き続き三郷浄水場での発電設備の整備を進めています。

⑤ 事故時の安定給水確保率

【達成状況】
 達成率 89%

事故時の安定給水確保率棒グラフ

 

※指標の説明 事故時に見込まれる水使用量に対し12時間分を確保する割合

 
※算出式
配水区域を持つ浄水場・給水所の配水池容量

計画一日最大配水量の12時間分
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 東海給水所、小右衛門給水所が運用を開始しました。
 引き続き大谷口給水所等の整備を進めています。

⑥ 経年管の解消率

【達成状況】
 達成率 98%

経年管の解消率棒グラフ

 

※指標の説明 強度が低く破損による漏水や濁り水が発生しやすい管路の解消割合

 
※算出式
経年管取替済延長

経年管総延長
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度までの事業実施状況】
 次のとおり、経年管の取替えを実施しました。
経年管取替済延長 7,950km
経年管総延長 8,085km
経年管残存延長 135km

※ 上記延長は、平成21年度末累計値です。

⑦ 初期ダクタイル管の解消率

【達成状況】
 達成率 37%

初期ダクタイル管の解消率棒グラフ

 

※指標の説明 導入初期のダクタイル管で漏水や濁り水が発生しやすい管路の解消割合

 
※算出式
初期ダクタイル管取替済延長

初期ダクタイル管総延長
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度までの事業実施状況】
 次のとおり、初期ダクタイル管の取替えを実施しました。
初期ダクタイル管取替済延長 611km
初期ダクタイル管総延長 2,996km
初期ダクタイル管残存延長 2,385km

※上記延長は、平成21年度末累計値です。

⑧ ダクタイル鋳鉄管率 注3

【達成状況】
 達成率 99%

ダクタイル鋳鉄管率棒グラフ

 

※指標の説明 配水管総延長に対するダクタイル鋳鉄管等の管路延長の割合

 
※算出式
ダクタイル鋳鉄管等の管路延長

配水管総延長
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度までの事業実施状況】
 次のとおり、ダクタイル鋳鉄管もしくは鋼管への布設替えを実施しました。
ダクタイル鋳鉄管等の管路延長 25,829km
配水管総延長 25,969km

※上記延長は、平成21年度末累計値です。

注3 ダクタイル鋳鉄は、従前から使用されていた鋳鉄に比べ強度や粘り強さに富んでいます。

⑨ 管路の耐震継手率 注4

【達成状況】
 達成率 75%

管路の耐震継手率棒グラフ

※指標の説明 管路の総延長に対する耐震型継手を有する管路延長の割合

 
※算出式
耐震型継手を有する管路延長

管路の総延長
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度までの事業実施状況】
 次のとおり、耐震型継手を有するダクタイル鋳鉄管等への布設替えを進めました。
耐震型継手を有する管路延長 7,014km
管路の総延長 26,752km

※ 上記延長は、平成21年度末累計値です。

注4 現在の管路は、関東大震災を想定して整備してきましたが、この指標は、より厳しい内陸直下型地震に対応をするため、阪神・淡路大震災を契機に全面採用した耐震継手管の延長割合を示すものです。

⑩ 重要施設供給ルートにおける耐震継手率 注5

【達成状況】
 達成率 35%

重要施設供給ルートにおける耐震継手率棒グラフ

 
※指標の説明
重要施設供給ルートの総管路延長に対する耐震型継手を有する管路延長の割合
※算出式
重要施設供給ルートにおける耐震型継手を有する管路延長

重要施設供給ルートの総管路延長
×100
※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度までの事業実施状況】
 次のとおり、重要施設供給ルートにおける耐震化を進めました。
重要施設供給ルートにおける耐震型継手を有する管路延長 54km
重要施設供給ルートの総管路延長 157km

※上記延長は、平成21年度末累計値です。

 

注5 現在の管路は、関東大震災を想定して整備してきましたが、この指標は、より厳しい内陸直下型地震に対応をするため、阪神・淡路大震災を契機に全面採用した耐震継手管の延長割合を示すものです。

⑪ 大口径給水管の耐震化率

【達成状況】
 達成率 86%

大口径給水管の耐震化率棒グラフ

 

※指標の説明 大口径給水管のうちダクタイル鋳鉄管の栓数

 
※算出式
施工済給水栓数

対象給水栓数
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度までの事業実施状況】
 次のとおり、大口径給水管のダクタイル鋳鉄管への布設替えを進めました。
施工済給水栓数 11,620栓
対象給水栓数 13,574栓

※上記栓数は、平成21年度末累計値です。

⑫ 高度浄水処理率(利根川水系)

【達成状況】
 達成率 60%

高度浄水処理率(利根川水系)棒グラフ

 

※指標の説明 利根川水系の配水量に占める高度浄水処理量の割合

 
※算出式
高度浄水処理配水量(年間)

利根川水系配水量(年間)
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 利根川水系浄水場へ全量高度浄水施設を導入するため、引続き東村山、金町、三郷及び朝霞浄水場の高度浄水施設の建設を進めました。
 平成21年度は、多摩川上流部での降水量が平年より少なかったため、利根川水系の原水を増やすことで対応しました。この利根川水系の増量分は通常の凝集沈殿方式で浄水処理されたため、一時的に高度浄水処理率が低下する結果になりました。
 平成21年度末には東村山浄水場の高度浄水施設が完成しており、高度浄水処理能力自体は大幅に増強されています。

⑬ 残留塩素目標達成率

【達成状況】
 達成率 59%

残留塩素目標達成率棒グラフ

 

※指標の説明 測定全データ数の中で、目標数値(0.1〜0.4mg/L)を達成した割合

 
※算出式
0.1〜0.4mg/Lの給水栓データ数

給水栓の全データ数
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 残留塩素を低減させるため、高度浄水施設の導入や給水所における塩素注入設備(追加塩素注入設備)の導入を進めています。平成21年度は原水水質の変化により、浄水場出口での残留塩素濃度を例年より高めに設定する必要がありました。このため目標達成率がわずかに低下しています。
 現在、お客さまの給水栓での残留塩素の状況について調査を実施し、その結果をもとに、給水栓における残留塩素の管理目標値の見直しを進めています。今後もこのような取組を進め、達成率の向上を目指します。

⑭ トリクロラミン目標達成率

【達成状況】
 達成率 87%

トリクロラミン目標達成率棒グラフ

 

※指標の説明 測定全データ数の中で、目標数値(0.0mg/L)を達成した割合

 
※算出式
0mg/Lの給水栓データ数

給水栓の全データ数
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 トリクロラミンの原因物質であるアンモニア態窒素は高度浄水施設の導入により除去することができるため、高度浄水施設の整備を進めています。
 沈でん、ろ過及び消毒という従来の浄水処理系については、塩素の注入方法を工夫するなどしてトリクロラミンの生成を抑制する浄水処理を行いました。
 今後もこのような取組を進め、達成率を更に向上させていきます。

⑮ 貯水槽点検率

【達成状況】
 達成率 73%(20年度末)

貯水槽点検率棒グラフ

 

※指標の説明 「クリーンアップ!貯水槽」の取組により点検が完了した貯水槽の割合

 
※算出式
貯水槽点検済件数(累計)

「クリーンアップ!貯水槽」点検対象件数
×100

※達成率 = 平成20年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
  平成20年度をもって 「クリーンアップ!貯水槽」の取組は終了いたしました。
 これまでの点検状況(累計値)は次のとおりです。
貯水槽点検済件数 156千件
「クリーンアップ!貯水槽」点検対象件数 212千件

 平成21年度は上記点検済み貯水槽の一部に対して再点検を実施しました。

※当局では、貯水槽の設置者に対して、点検に関する説明を行いましたが、承諾が得られないこと等により、約3割について点検を実施することができませんでした。

※未点検貯水槽の解消に向けて、今後も取組を進めていきます。

⑯ 直結給水率

【達成状況】
 達成率 93%

直結給水率棒グラフ

 

※指標の説明 全給水件数に占める直結給水件数の割合

 
※算出式
直結給水件数

給水件数
×100

※達成率 = 平成21年度実績 ÷ 目標値 × 100

【平成21年度事業実施状況】
 次のとおり、直結化を進めました。
直結給水件数 4,481千件
給水件数 6,915千件

※上記件数は、平成21年度末累計値です。

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