(H24)目標管理の推進
施設整備指標(施設整備長期目標)
「施設整備に関する主な指標」について、具体的な数値を設定したものです。
安全でおいしい水の供給
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① 高度浄水処理率(利根川水系) 【目標値(25年度)に対する達成状況】 達成率 73%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】利根川水系浄水場へ全量高度浄水施設を導入するため、金町、三郷及び朝霞浄水場の高度浄水施設の建設を進めてきました。 平成24年度は、三郷浄水場において高度浄水施設(二期)の稼働に当たり、既存の高度施設の停止などを行ったため、高度浄水処理率が低下しましたが、平成25年度の高度浄水処理(利根川水系)100%達成に向けて、計画どおり事業を進めています。 |
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安全でおいしい水の供給
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② 残留塩素目標達成率 【目標値(25年度)に対する達成状況】 達成率 61%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】残留塩素を低減させるため、高度浄水施設の導入や給水所における塩素注入設備(追加塩素注入設備)の導入を進めています。 今後も、このような取組を進め、達成率の向上を目指します。 |
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安全でおいしい水の供給
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③ トリクロラミン目標達成率 【目標値(25年度)に対する達成状況】 達成率 99%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】トリクロラミンの原因物質であるアンモニア態窒素は高度浄水施設の導入により除去することができるため、高度浄水施設の整備を進めています。 沈殿、ろ過及び消毒という従来の浄水処理を行う浄水場では、塩素の注入方法を工夫するなどしてトリクロラミンの生成を抑制する浄水処理を行いました。 今後もこのような取組を進め、達成率を更に向上させていきます。 |
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安全でおいしい水の供給
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④ 貯水槽重点点検率 【目標値(24年度)に対する達成状況】 達成率 35%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】平成16年度から20年度まで実施した「クリーンアップ!貯水槽」の取組において、①残留塩素消費量が特に多いと推定される貯水槽及び②点検調査を行うに当たっての調整の中で管理状態が確認できなかった調査未実施の貯水槽に対し、点検調査を行いました。お客さまとの調整を行いましたが、点検の実施にはお客さまの協力が前提であるため、点検を実施できなかった貯水槽水道も生じています。 |
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安全でおいしい水の供給
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⑤ 直結給水率 【目標値(28年度)に対する達成状況】 達成率 97%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度までの事業実施状況】直結給水化を進めた結果、直結給水件数は、次のとおりとなりました。
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安定給水
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⑥ 10年に1回程度の渇水に対応する水源確保率注1 【目標値(28年度)に対する達成状況】 達成率 93%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】八ッ場ダム建設事業を推進しています。
注1 この指標は、将来の気候変動による影響も踏まえた厳しい渇水に備え、少なくとも10年に1回程度発生する規模の渇水に対応するための水源確保割合を示すものです。
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安定給水
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⑦ ダクタイル鋳鉄管率注2 【目標値(25年度)に対する達成状況】 達成率 99%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度までの事業実施状況】ダクタイル鋳鉄管又は鋼管への取替えを進めた結果、次のとおりとなりました。
注2 ダクタイル鋳鉄は、従前から使用されていた鋳鉄に比べ強度や粘り強さに富んでいます。
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安定給水
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⑧ 管路の耐震継手率注3 【目標値(31年度)に対する達成状況】 達成率 67%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度までの事業実施状況】耐震型継手を有するダクタイル鋳鉄管等への取替えを進めた結果、次のとおりとなりました。
注3 阪神・淡路大震災を契機に全面採用した耐震継手管の延長割合を示すものです。
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安定給水
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⑨ 重要施設給水ルートにおける耐震継手率注4 【目標値(28年度)に対する達成状況】 達成率 65%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度までの事業実施状況】重要施設供給ルートにおける耐震化を進めた結果、次のとおりとなりました。
注4 阪神・淡路大震災を契機に全面採用した耐震継手管の延長割合を示すものです。
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安定給水
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⑩ 経年管解消率 【目標値(25年度)に対する達成状況】 達成率 99%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度までの事業実施状況】経年管の取替えを進めた結果、次のとおりとなりました。
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安定給水
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⑪ 初期ダクタイル管解消率 【目標値(31年度)に対する達成状況】 達成率 42%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度までの事業実施状況】初期ダクタイル管の取替えを進めた結果、次のとおりとなりました。
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安定給水
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⑫ ろ過池耐震施設率注5 【目標値(28年度)に対する達成状況】 達成率 78%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】計画に基づき、ろ過池の耐震強化を進めています。
注5 阪神・淡路大震災後に策定された耐震基準に適合した施設の割合を示すものです。
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安定給水
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⑬ 配水池耐震施設率注6 【目標値(31年度)に対する達成状況】 達成率 66 %
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】計画に基づき、配水池の耐震補強を進めています。
注6 阪神・淡路大震災後に策定された耐震基準に適合した施設の割合を示すものです。
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安定給水
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⑭ 停電時の給水確保率 【目標値(25年度)に対する達成状況】 達成率 95%
※指標の説明 停電時に見込まれる水使用量に対して自家用発電設備の整備により給水可能となる割合
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】計画に基づき、自家用発電設備の整備を進めています。 |
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安定給水
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⑮ 事故時の安定給水確保率 【目標値(28年度)に対する達成状況】 達成率 99%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度事業実施状況】計画に基づき、配水池の整備を進めています。 |
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安定給水
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⑯ 大口径給水管の耐震化率 【目標値(25年度)に対する達成状況】 達成率 97%
※算出式
※達成率=平成24年度実績÷目標値×100 【平成24年度までの事業実施状況】大口径給水管(75mm以上)のダクタイル鋳鉄管(耐震継手管含む。)への取替えを進めた結果、次のとおりとなりました。
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経営指標
注:目標年度は、いずれも平成24年度です。
経営の効率性
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① 職員一人当たりの給水件数 【達成状況】 達成率 100 %
※算出式
※達成率=平成24年度実績値÷平成24年度目標値×100 【評価】平成24年度末の給水件数は、前年度実績に対して約8万件増加しました。 また、職員定数を40人削減した結果、職員一人当たりの給水件数は、平成24年度の目標値(1.8千件/人)を達成しました。
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経営の効率性
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② 職員一人当たりの配水管管理延長 【達成状況】 達成率 100 %
※算出式
※達成率=平成24年度実績値÷平成24年度目標値×100 【評価】平成24年度末の配水管管理延長は、前年度実績に対して142km増加しました。 また、職員定数を40人削減した結果、一人当たりの配水管管理延長は、前年度の6.5kmから6.6kmと0.1km増加し、平成24年度の目標値(6.6km/人)を達成しました。
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経営の効率性
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③ 職員一人当たりの有収水量 【達成状況】 達成率 95 %
※算出式
※達成率=平成24年度実績値÷平成24年度目標値×100 【評価】平成24年度の有収水量は、前年度実績に対して1,184千m³増加しました。 また、職員定数の40人削減により、一人当たりの有収水量は、前年度の364.1千m³から368.0千m³と3.9千m³増加し、平成24年度の目標値(385.6千m³/人)に対する達成率は、95%となりました。
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経営の効率性
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④ 給水原価 【達成状況】 達成率 101 %
※算出式
※達成率=((平成24年度目標値−平成24年度実績値)+平成24年度目標値)÷平成24年度目標値×100 ※給水原価は、総支出額の中に資本的支出額を含めた資金ベースで算出しており、また、民間債の満期一括償還制度導入に伴う平準化した後の額を基準として算出しています。【評価】 平成24年度末の給水原価は、前年度実績に対して2.6円低下しました。 建設改良費などが減少したほか、調定水量が増加したことによるものです。 なお、平成24年度の目標値に対する達成率は、101%となり、目標値を上回りました。
※金額は、税込み額です。 |
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経営基盤の強化
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⑤ 職員給与比率 【達成状況】 達成率 107 %
※算出式
※達成率=((平成24年度目標値−平成24年度実績値)+平成24年度目標値)÷平成24年度目標値×100 【評価】平成24年度の総支出額は、前年度実績に対して約30億円(前年度比0.7%)増加しました。 一方、職員給与費は職員数の削減などにより約8億円(前年度比2.7%)減少したことから、平成24年度の目標値(7.1%)を0.5ポイント下回りました。 この結果、平成24年度の目標値を達成しました。
※金額は、税込み額です。 |
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経営基盤の強化
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⑥ 企業債残高 【達成状況】 達成率 104 % ※算出式年度末企業債未償還額 ※達成率=((平成24年度目標値−平成24年度実績値)+平成24年度目標値)÷平成24年度目標値×100 【評価】平成24年度末の企業債残高は、前年度に対して約231億円減少しました。これは、企業債の発行額が元金償還金を大きく下回ったことによるものです。 この結果、平成24年度末の目標額(約3,261億円)に対する達成率は104%となりました。
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経営基盤の強化
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⑦ 給水収益に対する元利償還割合 【達成状況】 達成率 98 %
※算出式
※達成率=((平成24年度目標値−平成24年度実績値)+平成24年度目標値)÷平成24年度目標値×100 【評価】これまでに企業債発行の抑制や低利資金への借換えを行ってきた結果、平成24年度の企業債の元利償還額は398億円で、前年度に対して約21億円(前年度比5.0%)減少しました。 この結果、平成24年度の目標値(12.9%)に対する達成率は98%となりました。
※給水収益の金額は、税込み額です。 |
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経営基盤の強化
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⑧ 自己資本構成比率 【達成状況】 達成率 96 %
※算出式
※達成率=平成24年度実績値÷平成24年度目標値×100 【評価】平成24年度末の総資本は、前年度実績に対して約214億円増加しました。 また、企業債残高の減少などにより、自己資本金が356億円増加したことから、自己資本構成比率は前年度の77.0%から77.7%と0.7ポイント増加し、平成24年度の目標値(81.3%)に対する達成率は、96%となりました。
※金額は、税込み額です。 |
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収益性
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⑨ 経常収支比率 【達成状況】 達成率 95 %
※算出式
※達成率=平成24年度実績値÷平成24年度目標値×100 【評価】平成24年度の経常収益は、給水収益の増加などにより、前年度実績に対して約9億円増加しました。 また、経常費用は、設備補修費の増加などにより、前年度実績に対して約2億円増加しました。 この結果、経常収支比率は、前年度の110.1%から110.3%と0.2ポイント増加し、平成24年度の目標値に対する達成率は、95%となりました。
※金額は、税込み額です。 |