「東京水道経営プラン2013」に掲げた施策

7 国際貢献

現状と課題

 世界では、その国や地域ごとに水に関する様々な課題を抱え、およそ8億人もの人々が安全な飲み水を得ることができないと言われています。

 また、途上国では、人口の増加に対応した水道施設の建設ができなかったり、漏水など無収水を削減するための対策ができないなどの課題があります。

平成25年度の主な実施内容

(1)国際施策の推進

①技術とノウハウを活かした人材育成
計画 実績
  • ・海外からの研修生の受入れ
  • ・職員の海外派遣
  • ・国際会議への参画
  • ・54か国から381名の研修生を受入れ
  • ・インド、ミャンマー等に24名の職員を派遣
  • ・国際水協会アジア太平洋地域会議
  •  (IWA-ASPIRE)等への参加
評価
  • ・当局が長年培ってきた、技術とノウハウを活用し、世界各国からの研修・視察の受入れや、セミナー講師としての途上国等への職員派遣を行い、海外の水道事業体の人材育成に貢献しました。
  • ・IWA-ASPIRE等へ参加し、当局の技術やノウハウを世界へ発信しました。また、2018年IWA世界会議の東京開催招致に成功しました。
②関係者との連携強化及び国際貢献ビジネスの推進
計画 実績
  • ・関係者との連携強化
  • ・国際貢献ビジネスの推進
  • ・自治体水道国際展開プラットフォームの会議開催
  • ・台湾自来水、台北自来水及びミャンマー・ヤンゴン市開発委員会との技術協力等に関する覚書の締結
評価
  • ・海外展開に関心の高い国内の19水道事業体と公益社団法人日本水道協会で構成される、自治体水道国際展開プラットフォームの会議を開催し、情報・意見交換等を行い、関係を深めました。
  • ・ミャンマー・ヤンゴン市と、漏水防止対策などのプロジェクト組成検討等を内容とする、技術協力等に関する覚書を締結し、監理団体や民間企業と連携して、ODAを活用したプロジェクトの実現に向けた取組を推進しました。

目標管理も併せてご覧ください。

マレーシアからの研修生受入れ
ミャンマー・ヤンゴン市内浄水場での助言
記事ID:081-001-20240819-006473