「東京水道経営プラン2016」に掲げた施策
Ⅱ 取組の進化・発信
Ⅱ-3国内外水道事業体への貢献(技術力・ノウハウの発信と貢献)
平成30年度の主な実施内容
(1)国内の水道事業体への貢献
①国内の水道事業体への協力 | |
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計画 東京水道グループの技術力・ノウハウを積極的に活用し、国内の水道事業体の人材育成や事業運営に協力 | 実績 日本水道協会関東地方支部内において、3件の支援を実施 ・平成30年5月 水道事業の一元化に関する研修を実施 ・平成31年2月 PFIに関する研修の実施 ・平成31年3月 水質に係る研修の実施 このほか、7件のPR訪問を実施 ※横浜市、川崎市と合わせて9件の支援、19件のPR訪問を実施 |
評価 平成29年度に設置した「首都圏水道事業体支援プラットフォーム」による首都圏水道事業体への支援を、平成30年度も引き続き実施しました。 水道事業の基盤強化を目的とした改正水道法が平成30年12月に公布され、国内水道事業体では、広域連携や官民連携の拡大が見込まれます。こうした中で、国内水道事業体のニーズを把握した支援が必要であり、引き続き首都圏の水道事業体へ水道事業の基盤強化に資する支援を実施していきます。 首都圏水道事業体支援の流れ ①相談等を首都圏水道事業体支援プラットフォームの事務局で一括受付 ②首都圏水道事業体支援プラットフォームにおいて、 内容に応じ支援事業体決定 ③支援事業体と受援事業体で、支援内容等を事前調整 ④受援事業体の要請に基づき支援実施 ⑤支援事業体から費用請求・アンケート依頼 研修実施の様子 |
(2)海外の水道事業体への貢献
①国際展開の推進 | |
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計画 人材育成(訪日研修、講師派遣) 事業推進(技術協力事業、インフラ整備・運用事業) 情報発信(国際会議関係、知見の共有等) |
実績 52か国から292名の研修生を受入れ ミャンマー・ヤンゴン及びマレーシア・ラブアン島において無収水対策事業等を実施中 国際水協会(IWA)世界会議・展示会(東京)の開催 |
評価 当局が長年培ってきた技術とノウハウを活用し、世界各国からの訪日研修の受入れや途上国への職員派遣を行い、海外の水道事業体の人材育成に貢献しました。 また、ミャンマー・ヤンゴンにおいて無収水※対策事業や技術協力プロジェクト、マレーシア・ラブアン島において草の根技術協力事業を実施しています。 平成30年度に、日本で初めて東京で開催された国際水協会(IWA)世界会議・展示会では、過去最高となる9,815人が参加し上下水道の将来にわたる活発な議論や意見交換が行われるとともに、展示会のジャパンパビリオンでは国内企業等が世界に誇る技術・ノウハウを広くPRし、東京・日本のプレゼンス向上に寄与しました。 ※ 無収水 ・・・ 漏水に加え、盗水やメータ誤差等、料金収入につながっていない水量のこと。 |
目標管理も併せてご覧ください。
記事ID:081-001-20240819-006424